2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧
人生で大事なのは金運ではなく「人運」だよ。 一つ一つはバラバラで、一見なんの繋がりもないみたいだけど、ある時、それらが一定の方向性を持って「繋がっている」と感じることがある。なんで繋がったのか自分でもよく分からない。でも、自分の意志以外の何…
日本ではありえないスケールの自然を求めて訪れたユーコン・アラスカだったけれど、一番心に残ったのは、そこで会った人々だったのかもしれない。彼の地では、今、この時も、彼は、彼女は、渡し船を操り、工事現場で旗を振り、図書館の本をリペアーし、パソ…
アラスカはどこも空が広かった。同じ雲なのに同じ雲と思えない、それがアラスカだった。 ▲道とチョウノスケソウが直角に交わってるとこまで行けば、縦縞模様が見えるはずなんだけど、それがそうならないところが自然の不思議かも。 ▲ウナラスカ島はいつも霧…
アラスカには"生え方"が日本とは違っている花や木が多い。日本の自然では到底考えられない規模の単一種の大群落がよくある。生物地理学で「新北区」と呼ばれる北アメリカ大陸のアラスカだからこその植生で、「旧北区」の日本などではまずお目にかかれないス…
山、森、川、湖、空、、、アラスカはあらゆるところに野生の命がひしめいていて、自然を求める旅人をいっときも休ませてくれない。 ◾️白頭鷲 憧れの猛禽類だ。高い木の梢に止まっていると様になるが、交通標識や電柱だと"孤高"のイメージと合わない。意外と…
アラスカをめざした理由の一つは、野生動物との出会いだ。日本では考えられないような自然の豊かさとスケール、そして奥深さを感じないわけにいかない。 ◾️ムース だんだんムースが近づいてきた。草食動物とはいえ馬よりも遥かにでかく、近づけばなおのこと…
仲のいいカナダ人、正確にはギリシャからの移民なんだけど、彼に「日本は素晴らしい国だな。日本人は優秀で俺は日本人が大好きだよ。韓国人や中国人とは違うよな」と言われた。「日本人の女の子は本当によく働いてくれたぜ。今いるのは韓国なんだけど全然ダ…
今回の旅ではいろいろなところでファーストネーション、先住のイヌイットの人たちと出会った。北極海に近いイヌビクのスーパーでは、突然イヌイットのオバハンに「あんたは私の従兄弟とそっくりだよ。なんて名前なの?」と呼び止められ、「日本から来たキヨ…
今から50年以上前、日本中の小学生は毎週火曜日(だったと思う)を楽しみにしていた。「少年サンデー」と「少年マガジン」という二大週刊漫画の発売日だったからだ。で、その「少年マガジン」(だったハズ)の巻頭特集に太平洋戦争が取り上げられ、あるページ…